従来機より格段に明るい新製品「高出力レーザー搭載」墨出し機H3-360Gのレビュー
先日DOVOHの従来型の標準的なレーザー墨出し機L5-120Gのレビューをしたばかりだけど、新製品の高出力モデルH3-360Gがリリースされた。
https://kawahara-stove.com/blog/2025/67802
ポイント1:高輝度
今回紹介するH3-360G は、110mW の【高出力レーザー】を搭載している。標準的な従来機が30mWの出力なので、約4倍もある。数字が4倍になったら4倍明るいかというと、そういうわけではなく人間の感覚は対数になっているので、約2倍程度の明るさに感じるが、それでも明るさが大幅に向上していることを体感できる。実際に真夏の強烈な西日の日差しが当たるところでテストしてみた。
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どちらも、レーザーを照射している状態だけど、この写真で判るように、高出力モデルの方は直射日光が直接当たっている土間面でもはっきりとレーザーの線が見える。これまでは、直射日光が当たると全く光が見えないという認識だったけど、このモデルは真夏の17時(まだまだ明るくて暑い!)の直射日光(西日)が当たっているところでもレーザーが見えてびっくりした。(撮影情報は以下の通り)
作成日: 2025/08/26 16:55:58
焦点距離: 58mm
絞り値: f/5.6
シャッタースピード: 1/320秒
露出モード: 絞り優先オート
ISO感度設定: オート (ISO 125)
直射日光が当たっているところでは従来機のレーザー光が目視確認できないので、次は日光が直接当たらない建物の影になる部分に移動してチェックしてみた。
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また、同時間帯で日が当たってない壁面にレーザーを照射してみた様子がこちらだ。撮影情報を見る人が見れば、直射日光の土間との明るさの差が判るだろう。5倍遅いシャッター速度で適正露出になっているので、環境の明るさは5倍(人間の感覚だと約2倍)という理解で良いだろう。
作成日: 2025/08/26 16:57:25
焦点距離: 38mm
絞り値: f/5.6
シャッタースピード: 1/60秒
露出モード: 絞り優先オート
ISO感度設定: オート (ISO 180)
このテストのように条件が整えば、屋外の直射日光が当たっているところでもレーザー光を目視確認できる。しかし、気をつけなければならないことが2点ある。
1.今回のテストは真夏の17時頃の日差しの方向が西に傾いている状況の日光だ。10時から14時位の昼間の上方向から、かつ強烈な日差しの場合は目視確認は無理があると思う。実用的に屋外での工事の時にレーザー光を目視確認したい場合には、夕暮れや夜明けなどの直射日光が当たらない時間帯や、曇りの日を選択する方が無難だ。
2.しかし、現場での工事の場合はそうも言っていられない状況というのも多々ある。その場合には受光機を使うことを考えた方が良い。付属品のターゲットプレートもあり、照射距離や日光の強度などの状況によっては見えるけど、業務用として使うならば、受光機が確実だ。
どんなピーカンの明るいところでもレーザーが目視確認できるとは早合点しないで欲しい。
ポイント2:高精度
DIYレベル、煙突工事に使う程度の使用状況では十分な精度だ。今回2台の従来機と高出力機を同時照射してテストもしてみたけど、どちらも全く問題ない水平垂直が出ていた。
ポイント3:5 年精度保証
DOVOH は5 年間の精度保証と2 年間の品質保証を提供し、通常使用中に発生した品質問題に対しては、無料で修理、交換、対応している。(落下、水没などは対象外)
そして、今回メーカーのご厚意により、このブログを見て製品(単体および受光機セット)をアマゾンで購入する際の20%オフの割引コードを提供してもらった
【割引コード:CBWDHLOU】
■対象商品:H3-360G / H3-KIT
■有効期間:本日2025/8/27 ~ 9月末日23:59まで
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