中島みゆきの最後の全国ツアーコンサートがコロナウィルスの影響で延期もしくは中止
前回の記事から1年以上経過してしまった
前回の記事は中島みゆきの夜会についての感想だった。
今回の記事は全国ツアーコンサートツアーについてだ。普段からプラチナチケットで抽選で取得するのが非常に困難だけど、今回は「ラスト」と銘打っているわけで、もう最初から諦めモードだった。
世界的なコロナウィルスの影響で、延期もしくは中止になりつつある。まだ、今後の情勢が読めない段階なので、どうなるかは判らない。観客の感染リスクはもちろんだけど、本人やバンドメンバー、ツアースタッフは濃厚接触しているわけで、感染した時のことを考えると中止の決断は正解だと思う。
1952年生まれの中島みゆきの年齢は、現在68歳。体力的にも精神的にも全国コンサートツアーは負担がかなり大きいと思う。コロナウィルスの問題のあるなしに関わらずだ。最近の夜会やコンサートでは声量もパワーも衰えているのを、かなり感じるので、もう無理をしないで欲しいと感じている。
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コメント
川原様
ご無沙汰しております。
今回、私は「なみふく」・「でじなみ」で外れ、チケットエブリーでトライした、 2/13・4/16・5/7・6/5 の東京公演が全て全滅でした
(公演中止が決まる前でしたが・・・)。
今回、気になる事を1点お伝え致します。
以前はヤフー検索で、
「中島みゆき 夜会 歌詞が聞き取れない」で検索する と川原様のこのページが 出てきたのですが、ある時からたどり着けなくなりました。
そのある時というのが、気になるのでコメントをいれさせていただきます。
リトルトーキョーの公演を見に行って、やはり歌詞が聞き取れない所が多々あり、 その不満を会場でもらった アンケート用紙に記入して、1ヶ月後ぐらいにファン
クラブへfaxを送りました
(入場時に歌詞カードを配布するとか、夜会工場で使用した電光掲示板に歌詞を
表示してほしいといったものでした)。
するとその後ネットで公開されていた「やすらぎの一連の主題化に、字幕が
画面の下に表示されるようになっていました」。
その辺からだったと思います。
関係者が検索できないように手を回したのでしょうか?
私は、みゆきさんの周りにはイエスマンだけしかいないと思い、あえて言いにくい 事ですが苦言を申しましたが、私の気のせいでしょうか?
2020/4/17 KEN
投稿: | 2020.04.17 22:47
KENさま:
コメントと近況報告をありがとうございます。
以前の夜会について書いた記事は現時点でも存在していますが、検索結果に関しては、検索サイトが使っているアルゴリズムの変更によって、その時によって、かなり変わってくるのが実情です。
http://kawahara.cocolog-nifty.com/diary/2014/12/vol18-8b0a.html
歌詞が聞き取りにくいというアンケートへのフィードバックの後でフォローがはじまったのは、そういう声が多かったのかもしれないですね。ちなみに、私はその点とともに、「過去のアルバムをSACDやハイレゾ音源で販売してくれ」と何度も書いていますが、こういう希望は少ないようで、実現に至っていません。
周囲のスタッフがイエスマンばかりという傾向は前々からあるように私も感じています。夜会の傾向が変わらないことから推測できますよね。
投稿: かわはら | 2020.04.17 23:22
川原様
サイトの件、どうもありがとうございました。
夜会の「リトルトーキョー」のタイトルですが、私も最
初に耳にした時は、外国にある日本人街が舞台だと思いました。
それが、日本のホテルのステージの名前だと知って???になりました。周囲のスタッフは誰も指摘しなかったのでしょうか? 設定が分かりづらい事や誤解を
招く事を・・・(名前にしても あんぬ? りず?
どうかと思います・・・)。
今回このリトルトーキョーを見て、新曲での夜会に感動しない訳がはっきりしました。
それは、当然ですが初めて聞く曲に対しては、何の思い入れもないからです(それも歌詞が分からないからなおさらです)。
ストーリーについても予習が必要な舞台など、疑問に思ってしまいます。
私も川原様と同じく、知っている曲が流れるとその時だけほっとしました。新曲の場面では、歌詞を聞き取るのに必死になっているからです。
「野うさぎのように」よかったですよね。
私のように特に詞が好きでファンになった者には、新曲での夜会はつらいです。
また、エレキギターが最悪です。歌も他の楽器の演奏も
全て打ち消してしまいます。特に「BANANA」がひどかったと思います。
(コンサート一会のベッドルームでのエレキギターも
ひどかったです)
オーケストラなどでも、いい演奏というのは小さな音の楽器を殺さず、他の楽器を引き立てたり各楽器との調和を楽しむものだと思うのですが、みゆきさんのコンサートや夜会ではエレキギターがすべて破壊してしまいます。
色々なDVDでエレキギター奏者の表情を見ると、完全に自分の演奏に酔ってしまっています。
いっそのこと、コンサートも夜会もアカペラかアコースティックギターのみでやってほしいと願ってしまいます。
もう今回は行くのをやめようと思っても行ってしまうのは、もはや内容云々よりも ”生の動いているみゆきさん。生きているみゆきさん” が見られるから、ただ行くような感じになってしまい、残念でしかたがありません。
みゆきさんのファンを30年以上もやっていると、みゆきさんに対して求めるものが高くなってしまうのでしょうか?
純粋に心に染みる歌を聴きたいだけなのです。
投稿: KEN | 2020.05.06 07:22
KENさま
我々だけでなく「外国にある日本人街が舞台」とイメージして、しばらくしてから「?!」と思った人も、かなりいたと思いますが、そういうことを表明すること自体が「中島みゆきを否定することになるからファンとして良くないみたい」な風潮があるのかもしれません。
さらに新曲の歌詞や登場人物の名前が聞き取れなくて、公演中は「?」のオンパレードですよね。
おっしゃる通り、エレキギターの音が大き過ぎて、全体の調和が乱されてしまうというのも同感です。この点については、PAやSRと呼ばれる音響スタッフのスキルによるものだと考えています。他の細かい小さな音も聴き取れて、なおかつバランスが良いというのが理想ですが、そういうミキシングができるエンジニアが少なくなってきているのだと思います。
アカペラやアコースティックギターでのコンサート、やってくれたら最高ですね。金額が高くても良いから、ディナーショーみたいに小さな会場でやって欲しいです。
「純粋の心に染みる歌を聴きたい」というのも同感です。それは、みゆきさんに対して求めるもの高くなってしまったということではなく、最も基本的な大切な要素だと思います。それが、夜会やコンサートの中で20曲演奏したうちの1-2曲しか心に染みないというコスパの悪さが、最近の傾向だと思います。
投稿: かわはら | 2020.05.06 10:46