歩いて国境線を渡るという経験
島国の日本に住んでいる私は国境線を越えるのは飛行機に乗ってということしか経験がなかったが、中国に行った時には香港に歩いて渡る機会を持つことができた。荷物を持たずに手ぶらでパスポートを持ち、出国審査をして歩いて国境を越えるというのは不思議で新鮮な体験だった。
でも考えてみれば世界的には陸続き、地続きの国も多いわけで、こうして歩いて国境を越える人も多いのだろう。
中国と香港が同じ国なのか違う国なのかは微妙な問題だが、パスポートを持ってイミグレーションを通らないと行き来できないという現実からも違う国と捉えた方が良さそうだ。こうして川にかかっている橋を渡って中国から香港へ行った。
写真は川の左側が香港、右側が中国だ。左側の香港は国境付近にありがちな田舎の景色が広がり、中国側は何故か国境のギリギリまでビル群が立ち並んでいる。写真の奥は中国のビル群だ。
香港の都会へはこの国境の羅湖から地下鉄に乗り行くことになる。地下鉄網も充実しているが、隣の駅の上水からバスで移動した方が便利だし、景色も楽しむことができて良いと思う。
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コメント
昔から、地理は苦手でした。
香港と台湾が、頭の中で交錯します。
「香港マカオ経由で麻薬の密売組織が」などと
映画やドラマの中でしか知りません。。。
ビルと緑地の、微妙な光景ですね。
投稿: G~ | 2009.08.15 13:27
■G~さま:
実際に自分で行ったり、何らかの関係や動機付けがないと地理が苦手なのも無理はないと思います。
私も日本の地方の県でさえ「あれ?この県はどこだっけ?」と考えてしまうことがあります。
投稿: かわはら | 2009.08.15 14:35