羅漢果(らかんか)
中国からのお土産で現地の人から羅漢果(らかんか)をもらってきた。日本ではなかなか入手できない珍しい漢方薬だそうだ。
効用は以下の通り。
1、扁桃腺炎、咽喉炎、声が出なくなる(肺寒咳に使っちゃだめ)
2、のぼせる痰症、咽喉腫れ咳、便秘
独自の香ばしい匂いが立ち込めている。これが生の果実の元々の匂いなのか、あるいは焙煎した匂いなのかは外から見た限りでは判断できなかった。生の果実、植物などは明らかに持ち込み禁止だ。細菌や虫の付着や、植物植生に影響を与えるからだ。そのため税関、植物検疫でチェックされそうな気がしたので、ビニール袋に入れて密閉して、カバンの中の着替えの服の中に紛れ込ませて、万一に備えた。結果的に検査されることなくスルーできた。
帰宅して、羅漢果を割ってみた。すると、どうやら焙煎しているような感じだった。生の果実ではないので、検疫の一つ目の「生の果実、種子は禁止」という項目はクリアしていることになる。
あとはこの漢方薬の成分として、日本の法令に違反する成分(麻薬やアヘンなどのような)が含まれているかどうかが問題になるが、この成分表を見ると、この点も問題なさそうな感じだった。
| 固定リンク
« 成田到着 | トップページ | 中国のネット屋さん »
コメント
お帰りなさい。
羅漢果ですか。
のど飴で、見たことあります。
ツバキの種に似てますね。
用法・用量に気をつけて。
投稿: G~ | 2009.08.03 22:07
■G~さま:
ただいま。
貴重な情報ありがとうございあす。漢方の有効成分が、のど飴に使われているようですね。
漢方薬といえども、薬ですから乱用することなく、きちんとその症状に合わせて使うべきですよね。
投稿: かわはら | 2009.08.04 01:18