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2009.06.07

上海に行ったらリニアモーターカーに乗ろう


上海浦東国際空港から上海の繁華街の浦西へ行くにはバスだと1時間程度かかる。

空港からリニアモータカーが街の方向へ出ている。これを利用すると直接街の中心まで直接は行けないが、かなり近くまで行ける。そこから地下鉄へ乗り換えて街の中心部へ行くのが最速のアクセス方法だ。

リニアモータカーが駅から滑り出すように発車する。どんどん加速していき、みるみるうちに時速300キロに達する。そのまま時速300キロのF1カーのような景色の流れを堪能したいところだが、ボーっとしていると、すぐに減速がはじまってしまう。そう、駅についてしまうのだ。実質的な走行時間は7分程度なのだが、体感的には5分位で到着してしまう印象だ。
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成田国際空港から東京まで電車で1時間かかることを考えると、リニアモーターカーで数分で街の中心近くまで一気に移動できてしまうというのは日本より進んでいるかもしれない。

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コメント

上海リニアの車内からの動画を、はじめて観ました。結構な揺れを感じますが、これは手ぶれであって乗車した感じとは違うのでしょうか?どちらにしても毎度貴重な情報を、ありがとうございます。

愛知万博で開通した名古屋のリニア(リニモ)は低速なので比較対象にはなりませんが、結構な振動や揺れが感じられて、ちょっと肩すかしという感じでしたから。あれなら、ゆりかもめの様な新交通システムで充分と思う乗り心地です。

今日JR東海が発表したリニアの計画によると、東京←→名古屋間で、3駅か4駅計画しているとか。これじゃ、とても存在意義がないですよね。ノンストップで、1時間以内でアクセスしてくれなきゃ、今の新幹線で充分です。

日本のリニアって、何か本来の存在意義を忘れて違う方向に進んでいるようで、残念です。個人的偏重があるかも知れませんが、リニアの存在意義って、究極の浮遊感ある未来的な乗り心地か、もしくは超々高速だと思っています。東京・名古屋間を100分程度かけて走行するなら、今の新幹線を複々線化して、車両を改良すれば良いのでは……と。

そういう意味合いでは、上海リニアは「乗り物」として的を射ていると感じます。やはり、弾丸じゃなきゃ。

投稿: kaji | 2009.06.08 23:23

■kajiさま:

この動画は心の準備なしに、撮影したので、手振れてしますが、実際の乗り心地はこんなには揺れていません。つうか、時速300キロオーバーで揺れたり振動したりでは軌道から吹っ飛んでしまいますよね。それでは怖くて乗れません。

日本でのリニア計画ですが、総花的というか、あちこちの自治体に配慮し過ぎなのだと思います。途中で何駅も停車してしまうと、せっかくの存在意義が薄れてしまいますよね。

上海では未来を堪能してきましたよ。

投稿: かわはら | 2009.06.09 10:54

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