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2009.06.20

中国ネット事情

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上海浦東空港ではターミナルによってネット環境が異なる。JALが離着陸するターミナルの方は無線LANでフリーアクセスが可能だが、中国国際空港が離着陸するターミナルの方は何故かフリーではなく、既存のプロバイダーのアカウントもしくは、成田同様にクレジットカードでの有料でのアクセスとなる。

街中では喫茶店とかは無線LANで、ホテルは有線LANでアクセスできるケースが多いのでノートパソコンさえ持っていれば概ね問題なくアクセスできる。しかし、とりあえずインターネットにつながるケースが多いが、さすがに中国だけだって安定した高速アクセスを期待してはいけない。構内のLANケーブルが断線していたり接触不良になっているケースもあるし、ルーター、ハブなどが落ちているケースもあるのでおかしいと思ったらスタッフを呼びつけて対策させる必要があるケースも多い。私もこれまで何度も部屋を変わってもらったり、配線工事やりなおさせたり、ルーター再起動させたりした。

また上のように物理的な問題でインターネットアクセスできないならまだいいが、中国当局のフィルタリングの問題で閲覧できないページもけっこうある。どういうロジックになっているのか判らないが、私の「パソコンのお仕事」のページも中国では表示できかった。

いつまでこのリンクが生きているかは判らないが、今日のニュースで7月から新規発売される個別のパソコンにまで閲覧制限ソフトを入れて販売するという記事があった。
中国PC、来月から「検閲ソフト」義務化 当局の“バグ”業界困惑

こうして当局は国民に対して情報を与えないようにと必死になっているが、リアルタイムで人間同士の交流ができてしまうこの時代に隠しとおせるものではないと思う。

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