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2008.09.17

実用品と高級品

たとえば車だとしたらアルトなどの軽自動車でもBMWやメルセデスベンツなどの高級外車でもタイヤが4つついていて道路を普通の速度で走るという実際の用途においてはまったく変わらない。静粛性、振動、加速性能、ブレーキ性能、乗っている時の快適性、疲労度などは全然違うことは言うまでもないが、公道においては高速道路でさえ、どちらでも法廷速度を多少上回る領域ならば互角に流れに乗って走ることが可能だ。

一眼レフタイプのデジタルカメラでもちょっと前のD70sを私は使っているが、最新のD90/D300/D700などと比較して連射性能や描写力は劣るけど、それでも普通に撮影する分には特別不自由もなく、そこそこの写真が撮れている。

写真や車などは機械そのものの性能よりも、それを使う人の腕や技術の方がはるかに結果に対して与える影響は大きいような気がする。

薪ストーブにしても中国製の3万円の鋳物の薪ストーブでも、欧州製の何十万円のものでも、温かさが極端に違うということもない。

実用品と高級品は値段に10倍からそれ以上の開きがあるけど、性能が10倍離れているかと言えばそんなことはない。安いものでもそこそこ実用には困らない。その上でも高級品を使う人がいるということは、それなりの快適性や満足感を得られるからだろう。

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