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2007.06.04

中島みゆき『予感』の思い出

ゆうけいさんのブログで話題が出てきたのに触発されて久しぶりにLPレコードに針を落として聴いてみた。CDとは違ってA面からB面へ裏返す時に適度な間が心地よい。それも含めて構成された選曲で時の経つのを忘れてしまった。今聴いても色あせることなく響いてきた。

このアルバムが発売された頃は自分はまだ高校時代だった。初めて行った新宿厚生年金会館でのコンサート『月光の宴』の一曲目にこのアルバムに収録されている『夏土産』が演奏された。ピアノのイントロで感動した記憶がよみがえる。コンサートではアルバムよりもスネアドラムの音がかなり大きく迫力があった。

その頃、将来PA屋さんになりたいと思っていた自分は、コンサートの終了後にPAを担当していた杉山さんという方に声をかけたら、「後日会社に話しをしにおいで」と言ってもらえた。ケネックノックという会社で、さっきこの記事を書くにあたってウェブを検索したらまだあるようだった。その時「卒業してすぐこの業界に入るよりも色々経験を積んでからでも遅くないし、その方が深みのある音楽を作れる」というアドバイスをもらった。それでPA屋さんに就職せずにアルバイトや学園祭の裏方などでPAのイロハを身に付けた。大学を卒業する頃は、全く別の業界に進んで音楽や趣味になったが、この頃に培った技術や経験は今でも生きている。

この頃までのみゆきさんの楽曲はどれもオリジナリティがあって、どの曲一つ取っても他の曲と明らかに違っていて個性的だった。

最近ではプロデュースやアレンジを特定の人に任せているため、けっこう似たように感じてしまう曲が多い。イントロや間奏を聴くと「あれ?この曲って**とそっくり」と思うことがある。

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コメント

かわはらさん、拙ブログの紹介並びにTBありがとうございました。PAのご経験は大変興味深いお話で、あの時代の雰囲気まで蘇えってくるようです。

予感あたりまでのみゆきさんのアルバムはどれもA,B面の配曲を考え抜いて作ってありましたね。特にA面のラストに何を持ってくるか、興味を持って新アルバムを待っていた事を思い出しました。

投稿: ゆうけい | 2007.06.06 08:57

おっしゃる通り、CDが主流になってからはA面最後にどの曲を持ってくるかとかB面の一曲目は何かなどの楽しみもなくなりましたよね。ずーっとCD一枚ぶっ続けで通す聴き方はLPレコード(やカセットテープ)になじんだ身にとってはちょっと違和感があります。

投稿: かわはら | 2007.06.06 09:13

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