NS-1000Mが4本
ヤフーオークションで比較的程度の良さそうなNS-1000Mを見つけた。出品者が車で1時間程度のところにいるのが終了前の質問で判ったので「試聴できる?」と訊いたら快諾してもらえた。予定を合わせて見に行くと良い品物だった。かなりのオーディオマニアのようですごい物量のシステムがあった。電子回路の設計をやっていたということらしく色んなパーツやセットがレストアを控えて眠っていたので驚いてしまった。その人が丁寧に手入れしながら使っていたのが判った。状態が判っているのでそれを昨晩、躊躇するとなく73,000円で落札した。
終了してからの打ち合わせで「こちらが取りに行きましょうか?」とメールすると私の自宅まで届けてくれるということになった。仕事を終えてから自宅で待っていると予定の時間を少しだけ過ぎてエルグランドに乗ってきた。エアーパッキンに包装されたNS-1000Mを二人で車から降ろしてから、自宅へ招き入れた。それで私のオーディオから軽く音出しして、60inchの液晶テレビでハイビジョンのライブを見せた。画質の良さに驚いていた。
彼が帰ってから、今までのメインのスピーカーシステムを外して、ゲットしたNS-1000Mに繋ぎ変えた。これによりフロントの2本とリアの2本の合計4本のスピーカーが全く同一となって、5.1ch再生の理想的な環境にかなり近づいた。センターも含めて5本のスピーカーが全て同一なのが理想だが、60inchのリアプロジェクションテレビが置いてあるので、それは物理的に無理だ。まずはピンクノイズで軽くレベル調整、音質確認とセンタースピーカーのイコライジングをした。
そして聴き慣れたソースを使って音質をチェックした。中島みゆきの『いまのきもち』に収録されている『横恋慕』のウッドベースの音で2ch再生時サブウーファーのレベル合わせ。それから『ROXY MUSIC』の『AVALON』のSACDで5.1ch再生時のサブウーファーのレベル合わせ。その後、SACDの4ch録音の『オルガン交響曲』をかけてみた。センターチャンネルとサブウーファーなしの録音だがすごく綺麗な音で再生できた。
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コメント
私もNS-1000Mの4本使いでした。L,C,Rとリアのセンタです。フロントの3本をそろえるのが目的でした。リアのL,Rは別スピーカ。だったのですが、先日これも1000Mに。がーん、リアそろえるとこんなに違うの?マルチチャンネルのこわさを知りました。リアだから少々の違いは気にならないと思ってたのですが、そろえてみてそれがまちがいだとわかりました。位相がそろってるんですね。逆に設置場所の差がよくわかるようになってしまいました。リアのRが反射面が多く若干響きが多いのです。オーディオとはほんのちょっとよくするのに血道をあげるのですが、フロント・リアのスピーカをそろえるのは効果絶大です。
投稿: てらさん | 2005.12.09 13:48
5.1chのスピーカーの5本をそろえることの効果はやったことのある人でないと解らないですよね。安易にリアスピーカーを考えている人が多いのでしょうが、実はかなり重要ですよね。
投稿: かわはら | 2005.12.09 17:35