再インストール3回連続
新しくゲットしたIBMのA31をセットアップしてだいたい「とりあえず使える」という形にはなった。
昨晩眠れずに、そしてふと思い立って作業完了した30Gの内蔵HDDをパソコン本体から取り出した。そして以前Gatewayで使っていた6GのHDDをこのマシンに取り付けてリカバリー、セットアップした。これでこの古いHDDに残っていた個人情報も全部綺麗に上書き、削除されたことになる。Windows XP ProのOSと修正パッチ、デバイスドライバー、プリインストールアプリだけで、だいたい5G消費してこの古いHDDの残り領域は1Gとなった。そして導電パッケージとエアーパッキンに梱包してまた片付けた。数年間使わなかったHDDだが無事に動作していたのでちょっとした感慨があった。相変わらず軸受けの回転音がかなり大きく「いつ壊れてもおかしくはない」状態ではあるが、万一30GのHDDが何らかの原因でクラッシュした時の回避で最低限ネットにすぐに繋がる環境だけは手元に作れたことになる。いずれ近い将来に実行するであろう大容量のHDDと交換する時の予行練習の意味合いが大きい作業だった。
6GのHDDのセットアップの後に再び30GのHDDを戻して動作確認した。当たり前だがセットアップしたままの状態で動いている。しかしこの「とりあえず使える」という状態がどうも気に食わない。まず一番気になるのがHDD内の隠し領域にバックアップを作成するアプリケーションRapid Restore Ultraがどうも上手く動作していないような感じなのだ。インストール時にメモリーアクセスの障害でエラーが出たせいか「バックアップ領域が足りない」というメッセージが出て二回目以降のバックアップが取れないのだ。プリインストールされているRapid Restore PCの方が相性がいいのかもしれない。IBMのサイトの注意書きによると「動作させる時は周辺機器やメモリーも初期状態にするように」という指定があるが、増設して512MBになっているものをわざわざ作業時に取り外すのも面倒だし、なんだか納得いかない。
それから、その他のプリインストールアプリケーションのバージョンアップも初めてのセットアップ作業のときに知らずに手動でやって、後から自動導入支援ソフトの存在に気づき実行しているので、適切なものを確実に選択して実行できているか自信がない。
また今後一番重要な「バックアップや復元の際の動作確認」も十分に取れていない。
個人設定や接続設定、各種アプリケーションをインストールしてしまっているので再インストールで一度やった設定を全部消してしまうのは非常に忍びないが、今後十分に納得いかない状態のままで稼動させるのも気持ち悪いし、一度本格稼動させてしまうと、やり直しもできないので面倒だけど余裕のある今のうちにもう一度最初からリカバリーすることにして取り掛かった。日中からはじめて夜まで丸々一日がかりでアプリケーションインストール前のクリーンな状態まで何とか持っていけた。
そして古いバージョンのバックアップソフトを稼動させたらWindows98の起動ディスクを要求されて、それをキャンセルしたら再起動後にこのソフトがdllを読み込めないというエラーのループで全く起動しなくなってしまった。非常に強力なツールだけに上手く動作しないと致命的な障害を引き起こす。セーフモードで前回正常に起動した時の状態に戻そうと試みるがそのメニューを選択しても挙動は変わらなかった。
結局一番最初に作成した、ちょっと納得のいかない状態で焼いたセットアップ後のリカバリーCDからリストア(復元)することにした。とりあえず今日中に最初からセットアップするという気力は完全に失せてしまった・・。
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コメント
Rapid Restoreの新版は試されました?
IBM Rescue and Recovery with Rapid Restore(R&R)
http://www-6.ibm.com/jp/pc/migration/rr/">http://www-6.ibm.com/jp/pc/migration/rr/
投稿: 通りすがりの人 | 2004.06.03 00:23
おお~。情報ありがとうございます。早速ご紹介いただいたURLを確認しました。この3月にリリースされた新しいバージョンですね。昨年10月にリリースされたRRUから比べて大幅に機能、使いやすさが向上しているようですね。早速入れ替えてみたいと思います。
以前RRUをインストールするためにIBMのサイトをチェックしたときにはR&Rの存在に気づきませんでした。
投稿: かわはら | 2004.06.03 07:43